2020-04

ハンセン病資料館問題

ハンセン病資料館でいま、何が起こっているか(3)

ハンセン病資料館の学芸員2名が内部告発、組合活動などを理由に不当解雇された。 4月10日付の赤旗に一報が出て、その件については以前のポストでも紹介したとおりである。 資料館の運営は毎年おこなわれる競争入札により、1年単位で受託運営者を決める...
ハンセン病資料館問題

全療協ニュースを読む(2)

引き続き全療協ニュース。今回は2019年4月1日号である。一面トップで「法人立ち上げは急務 資料館の主体性守る為に」との記事が載っている。2019年1月8日に臨時支部長会議を開き、運営受託者の選定を入札によらない方法に変更せよ、と要求するこ...
ハンセン病資料館問題

全療協ニュースを読む(1)

国立ハンセン病療養所の全国組織に「全療協(ぜんりょうきょう)」と呼ばれる団体がある。正式名称は「全国ハンセン病療養所 入所者協議会」といい、以前は全患協(ぜんかんきょう=全国ハンセン病患者協議会)という名前だったそうである。発足は1951年...
不当解雇支援

生活&活動支援、まもなく始まります

呼びかけ 2020年3月、 国立ハンセン病資料館の運営受託団体が替わるタイミングで、 経験豊かな学芸員2名が「不採用」となりました。 根拠とされたのは、資料館の長い歴史のなかで初めておこなわれた 採用試験ですが、審査の経緯、不採用となった理...
ハンセン病資料館問題

ハンセン病資料館問題、その後

ハンセン病資料館問題の、その後についてだが、3月31日にTwitter上で続報を発見。 不正義を告発したら、告発した側の労働組合員が雇い止めになってしまったのだという。なんという不条理劇。 人権の砦のはずなのに。ハンセン病資料館で不当行為。...
ハンセン病資料館問題

ハンセン病資料館でいま、何が起こっているか(2)

新聞記事の元ネタは記者会見であることがわかった。ネットを検索してみたところ、2020年3月9日におこなわれた記者会見のまとめも見つかった……と思ったら、この記事が掲載されていたのが、ハンセン病資料館の組合ホームページだったのである。正式名称...
ハンセン病資料館問題

ハンセン病資料館でいま、何が起こっているか(1)

東京都・東村山市に「国立ハンセン病資料館」という博物館施設がある。 知っている人は知っているが、知らない人はまったく知らないと思われる。 ハンセン病資料館は、1909年に設立された国立ハンセン病療養所「多磨全生園(たまぜんしょうえん)」に隣...